SOCIO応援者紹介-#1- 株式会社 ネオキャリア 代表取締役社長 西澤亮一

起業家の育成活動で巡り会ったプロスポーツチームに共感

国内500億円企業の代表で、道内の起業家団体のリーダー、 西澤亮一氏が、SOCIOと共に北海道を元気にしていく。


西澤亮一 (にしざわ りょういち)株式会社ネオキャリア 代表取締役社長

1978年北海道生まれ。2000年4月、投資会社に新卒入社し、同年11月、株式会社ネオキャリアを設立、取締役に就任。2002年、代表取締役に就任。人材採用支援のほか多岐にわたる事業を展開し、現在従業員3000名強、売上500億円超に至る。


事業について教えてください

総合人材サービス会社で、今年で24期目になります。2000年代までは、メディアや紹介を通して、中途・新卒の正社員やアルバイトなど企業の採用支援をしていました。それ以降は少しずつ専門分野の採用支援に進みまして、エンジニア向け、保育業回向け、介護業界向け、海外向け、日本に入国していただく外国人向けなど、特化型で領域を作っていきました。現在、ビジネスとして500億円ほどの規模になります。

 

日本国内の他アジアにも拠点がありまして、北海道でいうと70名ほどの正社員が働いています。派遣ビジネスのほか、札幌大通りにBPOセンターを置き、お客様の業務を請け負って、インバウンド、アウトバウンドのコールセンターなどを手掛けています。札幌には、他にもJRタワーや創世スクエアなど合計3拠点を構えています。

 

北海道イエロースターズとどんな出逢いを?

僕は、約15,000人の会員がいる若手起業家の世界的ネットワーク「「EO(起業家機構)」という団体の会員で、日本全国に14チャプターがあります。僕は、会社の売上がまだ1桁億円で社員100人未満の時に入会し、「EO」に育てられ今の事業規模に成長できました。その恩返しもあり、2012年に「EO Tokyo」会長を引き受け、2020年には一定以上の規模がある企業を対象に「EO Tokyo Premium」のチャプター設立もしました。その後、北海道でチャプターを作らないかという話があって、2022年7月に「EO Hokkaido」を設立しました他のチャプターと違い、地元の代表企業の2代目、3代目の経営者にご入会や理事就任をいただき、現在は非常に熱量の高い約50名のメンバーによる良い団体になっています。

 

ここに、代表の三木さんが訪問されました。SOCIOのおよそ半数が「EO Hokkaido」会員であり、最初は「EO Hokkaido」創設者として三木さんにお話を聞かせていただきました。自分の概念にはなかったバレーボールチームの意外性や面白さを感じ、三木さんの若くてエネルギッシュなところも印象的でした。僕自身、元々スポーツが好きで、サッカーと空手を経験しました。子供は三人ともサッカーをやっていますし、盛り上がる団体競技の良さを感じていました。また会社では、「2023年7GOALS」という社内で定めた7つの目標があり、その中に「地方創生活動を通した持続可能な地域社会への貢献」を掲げています。北海道には、まだまだたくさんの可能性が秘められていると思っています。人材、資源、環境、土地、どれをとっても魅力があります。

 

これらを活用し、北海道全体を盛り上げたいと思い、少しずつですが活動を広げてまりました。その活動の一つとして「EO Hokkaido」などに取り組んだのですが、三木さんたちとコミュニケーションを取る中で、何か通じるものやいろいろな気づきがあり、いい機会と感じたのでSOCIOを応援しよう、と思いました。

 

今後やっていきたいことは?

今後いろいろな形で応援する考えがあります。スポンサー的な資金援助に限らず、企業経営のアドバイスや支援、人材の提供、北海道や他地域へのブランディング・マーケティングのほか、自社には毎月150,000人の新規登録者もいるので、認知度の向上にも貢献できます。また、会社では「マイナビ仙台レディース」という女子サッカーチームを応援していて、年に一度、社員と家族200〜300人が集まっての交流イベントを行なっていて、選手と一緒にフットサルイベントや入場更新などを体験して、家族や子供に喜ばれています。最初はここまでできなくても、北海道の社員70人に告知して試合観戦を勧めるなど、考えれば色々できることがあると思います。他にも、会社では一時期体育会系人材の紹介ビジネスをやっていましたので、選手のセカンドキャリアについて色々とつなげていくこともできます。

 

僕は中標津町出身で、父が会社営々をやっていて、町長も経験した人です。中標津は、昨今危惧される人口減少で大きな影響はなく、いいモデルだと思います。父の考えをリスペクトしている部分があり、いつか自分に時間ができたら、北海道に貢献しようと考えていました。今も中標津町の地元の方々と色々関わりがあるので、スポーツチームの活用で一緒にやっていくこともできます。夢は、道東をニセコのようにブランディングして、周辺の自治体との連携で1つの大きい観光圏ができたら、と思っているのですが、そのためにもまだまだやれることがあります。いろいろな形で北海道を応援していきたい。北海道をよりよくしよう、元気にしよう、ということで人の投資やお金の投資、時間の投資をしていければと思います。その1つのきっかけに、北海道イエロースターズとの関わりが繋がればいいと思っています。

株式会社 ネオキャリア

2000年の創業以来、人材関連事業を中心に事業のドメインを拡大。新卒・中途・アルバイト/パート・派遣各種マーケットから人事管理領域、さらに介護・保育・医療従事者をはじめとするヘルスケア領域や、アジア各国での人材紹介・BPOなどの海外領域まで、少子高齢化による労働力人口の減少をはじめ多数の課題を抱えている人材領域に対して、さまざまなソリューションを提供してきた。このリアル領域での強みをそのままに、近年そのほではそこにテクノロジーの力を掛け合わせた、中長期的な事業展開を開始。今後我が国の労働環境がテクノロジーの進化によって大きく変わり、人材ビジネスのあり方も変わることを見据えて、広告プラットフォームやメディア運用などのネット領域をはじめ、ビッグデータやHRTechなどの先端テクノロジーを活用したサービス・プロダクトを提供している。

 

SOCIOについて

優良企業が地域のクラブチーム経営に参画することにより、地域活性化、企業成長を促進する会員制の組織。TOP SOCIOはスポーツチームの取締役会に準ずる団体である。SOCIOはチームと企業、地域をつなぎ活性化する全く新しい仕組み。参画にご興味がある法人様はお気軽にお問い合わせください!詳しくは、https://socio.town/